• メガネレンズができるまで

    あらゆるメガネユーザーに最適な見え心地を提供できるよう、
    素材、設計、検査にいたるまでこだわりを追究したニコンのメガネレンズができるまでの製造工程をご覧ください。

    Step 1

    メガネレンズの決定・オーダー

    「見え心地」を作る第一歩は、メガネレンズの度数を決めるプロセスから始まります。

    あなただけの度数を見つけるための視力測定を行い、日頃から感じている目の悩みやご要望を眼鏡店がしっかりとヒアリングした上で、お客様に最適なレンズを提案します。

    熟練した眼鏡店スタッフがレンズの設計や素材、コーティングの違いなどをご説明しながら、あなたにぴったりなメガネ選びをサポートします。

    眼鏡店からお客様の度数や詳細なデータをもとにした注文を受け取り、レンズをお作りします。

    Step 2

    研磨

    メガネレンズ製造プロセスでは、基材またはセミフィニッシュと呼ばれる半完成レンズを使います。

    ブロッキングと呼ばれる工程で半完成レンズにブロックピースを固定します。半完成レンズはすでに透明ですが、正確な視力補正の機能はまだありません。

    半完成レンズは、コンピュータ制御された装置で精密に加工された後、研磨工程で研磨されご注文の度数に仕上げられます。

    Step 3

    染色

    ご要望に応じて、お客様がお選びになったカラーに染色します。

    メガネレンズの染色は高度な技術と豊富な経験が求められるため、熟練した職人により一枚いちまい丁寧な作業が施されます

    染色液に長く浸すことで、サングラスのような濃いカラーまで作ることができます。

    UV加工が、素材にされていないレンズの場合には、この染色工程でUV加工が行われます。

    Step 4

    コーティング

    レンズにコーティングを施す最後の工程でも高度な技術が求められます。

    ニコンのコーティングは、レンズが傷つきにくく、耐久性があり、鮮明で明るい視界を確保します。 汚れが付きにくく、不快な反射を抑え、アウトドアやパソコン作業などの場面に対応するコーティングもあり、様々なメリットや機能性を備えています。

    コーティングは蒸着装置で施され、レンズの両面に極めて薄い複数の膜を真空蒸着させるナノ技術を応用したプロセスによって行われます。

    レンズの薄さを維持しながら各種の機能を持ったコーティング膜の層を重ねることができます。

    Step 5

    最終検査

    お客様の大切なレンズをお届けするために、出荷前の最終工程でくまなくレンズを検査。まず、傷や欠陥がないか目視検査により確認を行います。

    次にレンズが必要な仕様を満たしていることを確認するための機械を使用した検査が実施されます。検査に合格したレンズは、出荷され、眼鏡店に届けられます。

    Step 6

    納品

    眼鏡店では、届いたレンズをカットし、お客様がお選びになったフレームに枠入れをしてメガネとして完成させます。

    お選びになったフレームがお顔にフィットするよう最終のフィッティング調整を行い、見え心地を確認してお渡しいたします。

    完成したメガネで、毎日の生活に快適な視界が広がります。